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警備員はやめたほうがいい?続けるか悩んだときに見直すべきポイントとは

汗を拭う警備員の男性

「警備員になるのはやめたほうがいい」という言葉を聞くことがありますが、なぜそう言われるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、警備員はやめたほうがいいと言われる理由についてご紹介します。また、警備員をやめるかどうか迷っている場合の対処法や、警備員に向いている人・向いていない人の特徴などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

警備員はやめたほうがいいと言われる理由とは

警備員は、施設や工事現場、イベント会場などで市民の安全を守る仕事ですが、さまざまな理由からやめたほうがいいと言われてしまいがちです。

警備員はやめたほうがいいと言われる理由は、下記のとおりです。

 

勤務時間が不規則だから

警備員は勤務時間が不規則になりがちです。日勤と夜勤を交代で行うのが一般的で、1日の仕事時間は8〜10時間ほどと拘束時間が長く、警備業務によっては週に2〜3回のペースで繰り返すため、体が慣れるまで時間がかかります。

 

立ちっぱなしの仕事が多いから

警備業務はさまざまですが、基本的に立ちっぱなしの仕事がほとんどです。季節によっては炎天下や氷点下での屋外警備を任されることもあるため、身体的な負担が大きいといえます。

 

現場によっては労働条件が過酷だから

警備員の仕事は現場によって労働条件が異なります。例えば、昼間のオフィスビルの警備と繁華街での夜間警備では、対応する問題も危険度も変わるため、自分に合わない現場に配属されると心身ともに疲弊してしまうこともあります

 

収入が安定しないケースがあるから

会社勤めのビジネスパーソンに比べると、警備員の収入は低い傾向にあります。勤続年数や役職、資格取得、賞与などで挽回することも可能ですが、警備員でたくさんのお金を稼ぐことは難しいでしょう。

 

クレームなどでトラブルに巻き込まれる恐れがあるから

警備員は思った以上に多くの人と関わる仕事です。施設警備ではお客さまから、交通誘導では通行人や車の運転者からクレームをもらうこともあるでしょうし、喧嘩腰でつっかかってくる人もいるでしょう。トラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないため、危険を避けて仕事をしたい方にとっては警備員はやめたほうがいい仕事かもしれません。

 

正社員になると責任ある仕事が増えるから

どの仕事にもいえることですが、正社員になると責任ある仕事が増えます。例えば、現場の警備だけでなく、オフィスでの内勤(現場以外の仕事全般)や警備員を手配する「管制」などを行うケースも増えるでしょう。また、現場からの苦情を上司に伝えるなど中間管理職のような働きを求められることもあるかもしれません。
責任ある仕事を任されていると常に緊張感を持って取り組まなければならないため、人によっては苦痛に感じてしまうこともあるのです。

 

キャリアアップに時間がかかるから

警備員のキャリアアップには時間がかかります。一番分かりやすいキャリアアップの方法は資格取得ですが、そもそも資格を取るには実務経験が必要になるため、すぐにキャリアアップを実現することは難しいでしょう。

 

道具を自費で用意する必要があるから

会社によって対応はさまざまですが、警備員として働く際に必要な制服や靴、無線機などの道具類は自費で用意するのが一般的です。これらは消耗品であり、中には高額なものもあるため、経済的な負担から警備員はやめたほうがいいと考える方も少なくありません

 

警備員をやめたほうがいいかどうか悩んだら……

顔を手で覆う男性

警備員をやめたほうがいいのか悩んだときは、すぐにやめる選択をせず、下記のことを実践してみましょう。

 

自分に適した警備業務を選ぶ

警備員の仕事内容は、施設警備や交通誘導警備など多種多様です。若いうちは体力が必要な交通誘導警備、年齢を重ねたら施設警備というように、自分に適した警備業務を選ぶことで、警備員の仕事にやりがいを見出すことができるでしょう

 

体調管理に気を配る

警備員として働くには、体調管理に気を配ることも重要です。心身が疲れていると仕事に対して後ろ向きになってしまうため、日ごろから栄養のある食事と充分な睡眠、適度な運動をして体調を整えましょう

 

さまざまなスキルを磨く

講座に参加したり動画を観たりして、さまざまなスキルを磨くことも大切です。
自分に対して自信が持てないことも、仕事にマイナスの影響を与えてしまいます。コミュニケーション能力を身につける、資格を取得する、ジムで体力や筋力をつけるなど、警備員に役立つスキルを磨くことで自分に自信が持てるようになり、警備員としてのモチベーションも高まります。

 

別の警備会社へ転職する

別の警備会社へ転職するのも一つの手です。警備会社によって給与や福利厚生、待遇、昇給制度などは異なります。今いる場所でやりがいや成長を感じられない場合、転職によって道が開けることもあるため検討してみてはいかがでしょうか。

 

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施設警備

 

警備員に向いている人

ランニング風景

こちらでは、警備員に向いている人の特徴をご紹介します。

 

責任感がある人

警備員は施設や工事現場、イベント会場などにおいて市民の安全を守るのが仕事です。そのため、任された職務を最後までやり遂げる責任感のある人が向いています

 

状況をみて臨機応変に対応できる人

警備員はクレームやトラブルに巻き込まれる可能性があるため、どんな状況でも冷静に判断し、臨機応変に対応できる人に向いています

 

集中力がある人

警備員の仕事は集中力がなければ務まりません。例えば、警備業務中に暇な時間ができても、何かあるかもしれないと常に集中を切らさずに対応できる人は、警備員に向いているといえます。

 

体力がある人

警備員には体力も必要です。暑い日や寒い日に立ちっぱなしで警備にあたることも多く、体力がなければそれらの環境下で業務を遂行できません。そのため、体力がある人は警備員に向いているといえます。

 

コミュニケーション能力に優れている人

警備員は多くの人と接する仕事です。初対面の人と会話ができる、丁寧な言葉遣いで対応できる、道案内など質問されたことに丁寧に回答できるなど、コミュニケーション能力に優れているかどうかも重要といえます。

 

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警備員に向いていない人

警備員に向いていない人の特徴は下記のとおりです。

 

ルーティンワークが苦手な人

警備業務はルーティンワークの連続です。トラブルが起きたときには適切な対処が求められますが、そうじゃないときは単純な作業を繰り返し行うため、何もしていない時間が苦痛と感じる人には不向きといえます。

 

プレッシャーに弱い人

プレッシャーに弱い人も警備員には向いていないでしょう。警備員の現場には工事現場もあり、事故が起きる危険性があります。常に緊張感のある中で仕事を行うため、プレッシャーに弱い人だと万が一のときに適切な対応ができない恐れがあるのです。

 

人間関係が大きなストレスになる人

人間関係をストレスに感じやすい人にも警備員は不向きといえるでしょう。
警備員の仕事では知らない人と接することも少なくありません。同僚との会話はもちろん、施設を利用する方や工事現場の作業員と話す機会もあるため、そういった他者との関わりを苦痛に感じるとストレスにより疲弊してしまうと考えられます。

 

まとめ

警備員はやめたほうがいいと言われやすい仕事かもしれませんが、責任感を伴う重要な仕事でもあります。大変さの中にやりがいを見出す方も多いため、警備員の仕事に興味があるという方は、自分が向いているのかどうかを考えながら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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