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警備員のやりがいとは?10個のおすすめポイントと警備業界で働く際の注意点

警備業務にあたる男性

警備員の仕事に興味がある方の中には、「警備員のやりがいは何か」「続けたいと思えるか」などと考える方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、警備員のやりがいについて解説します。警備員になる方法や向いている人・向いていない人の特徴、警備員として働く際の注意点についてもご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

 

警備員のやりがいはどこにある?10個のポイントを解説

警備員は人々の暮らしを守る重要な仕事のため、大きなやりがいを感じられます。
警備員として働くやりがいとして、主に下記が挙げられます。

 

1.人々の安心・安全な暮らしを守ることができる

警備員の仕事は“守る”ことです。命や財産なども含めて、人々の安心・安全な暮らしを守る重要な仕事なので、大きなやりがいを感じられます。

 

2.「こんにちは」や「ありがとう」の声が聞ける

警備員は人と接する機会が多く、とくに施設警備や交通誘導警備、雑踏警備は人と関わる機会が多いといえます。そのため、関わる人やすれ違う人から「こんにちは」や「ありがとう」など声をかけられる機会も少なくありません。
挨拶や感謝の言葉をかけられると、見知らぬ人であってもうれしいもの。自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるため、やりがいを感じられます。

 

3.努力次第では着実にキャリアアップを図れる

警備員に関連する資格を取得することで、給与アップやキャリアアップを目指せます。また、働く上で学歴や性別などがキャリアアップの障害にならず、さらには18歳以上から働けるため、長く安定してキャリアを積むことも可能です。
このように、努力次第で着実にキャリアアップが図れるという点も警備員のやりがいといえます。

 

4.トラブル対応の経験により判断力や行動力が身に付く

警備員の仕事はトラブルに見舞われることもあります。例えば、施設警備ではお客さまの救急対応を求められるケースもありますし、交通誘導では車両の運転者から厳しい言葉を投げられることもあります。このようなときには事故や混乱が起きないよう適切な対応が求められるため、経験を積むことで判断力や行動力が身に付き、それがやりがいにもつながるのです。

 

5.複数の現場で働ける

オフィスで働くビジネスパーソンとは異なり、警備員は複数の現場で働くことが多いです。施設警備や交通誘導、イベント警備などさまざまな現場を経験できるため、毎日新しい気持ちで業務に臨むことができます

 

6.求められる現場が多く、学歴や性別、年齢を問わず働ける

警備員は需要が高く、個人の住宅やオフィスビル、商業施設、空港などさまざまな場所で必要です。求められる現場が多いため自分に適した働き場所を選びやすく、また学歴や性別にもとらわれずに働くことが可能です。

加えて、警備員は18歳以上から従事できるため、例えば高校卒業後にすぐに警備員を目指したり、大学や専門学校に通いながらアルバイト経験を積んだりすることもできます。異業種からの転職にも寛容な業種なので、興味を持ったら飛び込んでいける間口の広さも現職警備員のやりがいを生むきっかけになっています

 

7.達成感が得られる

警備員としてキャリアアップを図ると、警備責任者などの責任ある仕事を任されることも多くなります。警備業務を提案したり、現場のスタッフの指導をしたりとやることが多岐に渡りますが、部下が着実に成長し、現場を任せられるようになると、自分自身の成長を感じられるとともに大きな達成感も得られます。

 

8.専門知識・スキルを習得できる

警備員として働くと、専門知識やスキルを習得できます。自身の専門性を高めることは警備員としてのキャリアを積むことにもつながるため、さまざまな現場に対応できるプロフェッショナルを目指すこともできるでしょう。

 

9.安定した雇用を維持できる

警備員は需要が高く、安定した雇用を維持できます。経験を積むことで管理職や専門職へのキャリアアップも目指せますし、警備業界での経験は別の警備会社へ転職しても評価されるため、自分のやってきたことを無駄にすることなく成長の機会を手にすることが可能です。

 

10.プライベートに合わせて働き方を選べる

警備員の働き方は多種多様です。正社員やアルバイトといった雇用形態が選べる他、フルタイム勤務や短時間勤務、日勤、夜勤など勤務形態や勤務時間も希望できるため、プライベートと仕事を両立しやすいといえます。また給料の支払いに関しても、日払いや週払いに対応している警備会社もあるため、急にお金が必要になったときでも安心です。

警備のMTでは働いたその日に給与の受け取りが可能です。研修中も日払いに対応している他、生活用品が完備された寮に入ることもできるため、「すぐに仕事を始めないと所持金が不安」という方も安心して働けます。警備業界に興味のある方は、ぜひ下記をチェックしてみてください。

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警備員になる方法と、向いている人・向いていない人の特徴

勉強する女性

こちらでは、警備員になるために必須の「研修」について解説するとともに、警備員に向いている人・向いていない人の特徴をご紹介します。

 

資格は不要だが「新任研修」や「現任研修」が必要

警備員になるために必要な資格はありませんが、警備員として働くには警備会社などが実施する「新任研修」と、警備員の仕事に就いてからも定期的に「現任研修」を受ける必要があります。

新任研修は警備業務に欠かせない知識や技術を身につけるために行われ、主に「警備業法の知識」「警備員の職務と責任についての知識」「防犯・防災に関する知識や技術」「応急手当の方法や交通誘導のやり方」などを学びます。こうした「基本教育」と「業務別教育」に関する研修は20時間以上行うことが警備業法で定められているのです。

 

現任教育は警備業務の質を高めることを目的に行われており、新しい情報をもとに知識や技術をアップデートし、チームワークやコミュニケーション能力を向上させるために実践的な学びを通して研修を進めます。
実施期間は半年に一度ほどで、年に2回実施されるのが一般的です。1回の研修につき基本教育は4時間以上、業務別教育は6時間となっており、1年で10時間以上の研修を受けるよう定められています

 

警備員に向いている人の特徴

警備員に向いている人は「体力と忍耐力のある人」です。警備業務は立ち仕事が多く、長時間待機することもあれば巡回で動き回ることもあります。体力や忍耐力がなければ務まらない場面が多いため、警備員になるには必須の資質といえるでしょう。

また、「責任感があり、冷静に物事を判断できる人」も警備員に向いています。つらい場面でも最後まで責任感を持って任務を遂行できるというのはどの仕事でも重宝されますが、警備員は人々の暮らしを守る重要な役割があるため、責任感は必須といえます。加えて、何かしらの問題が起きたときに冷静に対応できる能力も必要になるため、これらを兼ね備えた人は警備業界が求める人材といえるでしょう。

 

警備員に向いていない人の特徴

警備員に向いていない人は「ストレス耐性の低い人」です。警備員は人と接する機会が多い仕事です。話しかけられたり、道を聞かれたり、クレームがあったり、ときには危険と対峙することもあるでしょう。そうしたとき、ストレス耐性が低いと気持ちが切り替えられずに警備員という仕事そのものが嫌になってしまいます。

また、「プレッシャーに弱い人」も警備員には不向きでしょう。工事現場などでの交通誘導は少しのミスが大きな事故を招くこともありますし、施設内で不審者・不審物が見つかったとき、自分の判断や対応が正しいのか不安になることもあります。
プレッシャーに弱い人だと不安に押しつぶされてしまう可能性があるため、警備員として働くのは難しいかもしれません。

ただし、新任研修や現任研修を行う中で自分の弱さを克服できる方法が見つかる可能性もあります。警備員に興味があるなら、そういった不安も先輩などに相談しながら、自分にできると思える現場から挑戦してみるのも良いかもしれません。

なお、警備のMTでは教育制度をきちんと整備しているため、業界未経験者でも安心して警備員として働くことができます。実際に未経験からスタートし、長く勤めている方もいるので、警備業界に興味のある方はぜひご連絡ください。

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やりがいを失わないために!警備員として働く際に気をつけるべきこと

笑顔の警備員

警備員のやりがいは大きいですが、警備員として楽しく働き続けるには下記のことにも気を配る必要があります。

 

自分に適した警備業務を選ぶこと

警備員の業務はさまざまなので、自分に適した警備業務を選ぶようにしましょう。
例えば、体力があるなら「交通誘導・雑踏警備」などを担当し、年齢を重ねて体力が落ちてきたと感じたら「常駐警備」を選ぶというように、いまの自分に適した働き方を選択することが大切です。健やかな心身があるからこそ仕事のやりがいも感じられる、ということを忘れてはいけません。

 

体調管理を徹底すること

警備員として働き続けるには、体調管理を徹底することが大切です。バランス良く食事をし、充分な睡眠をとることを心掛けましょう。
もちろん、どんなに気をつけても体調を崩すことはあるため、少しでも体に異変を感じたら病院で診察を受けるなど、細やかな自己管理が望まれます。

 

スキルを磨き、自分の価値を高めること

講座を受けたり資格を取得したりと、知識や経験、スキルを磨き、自分の価値を高めることも忘れてはいけません。
警備員として自信と誇りを持って仕事にあたるには、自己肯定感を高めることも重要です。スキルを磨くことでおのずと仕事に対するモチベーションも高まるため、日ごろから学ぶクセをつけましょう。

 

ビジネスマナーを守ること

警備業務を円滑にするには、ビジネスマナーが重要です。大きな現場の場合、他の警備員と組んで現場に向かうこともあり、その際はきちんと挨拶をすることはもちろん、移動の際の車の座席位置一つにしてもビジネスマナーが求められます。
ビジネスマナーは相手への敬意であると同時に、人間関係の摩擦を減らす潤滑油の役割を果たします。細かな配慮ができてこそ、働きやすい環境を構築することができます。

 

職場の雰囲気をみて働く警備会社を選ぶこと

働く警備会社を選ぶ際は、職場の雰囲気をみて決めることが大切です。どんなにストレス耐性が高くても、職場の雰囲気が自分に合わないと常にストレスにさらされてしまい、仕事が楽しくなくなってしまいます。会話が飛び交うような職場が良いのか、静かで落ち着いた職場が良いのかなど、自分がどういった環境で働きたいのかを考えた上で、自分に適した警備会社を選んでください

なお、警備のMTでは寮を完備しています。引越し費用・赴任費用は0円、完全個室で生活家電付きなので、入寮してすぐ生活を始められます。「生活費を抑えながら効率良く貯金したい」という方にはとくにおすすめなので、興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。

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まとめ

警備員は責任ある仕事なのでプレッシャーもありますが、その分やりがいも大きいのが特徴です。
誰かの役に立っていると実感できる仕事は、実はそう多くありません。人々の暮らしを守る警備員だからこそ得られる充実感や達成感があるため、警備員の仕事に興味のある方はぜひ就職・転職への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

警備のMTは、愛知県名古屋市を拠点に施設警備や交通誘導・雑踏警備などを行う警備会社です。愛知県や岐阜県、北海道に営業所があり、各拠点でさまざまな警備業務を請け負っています。
日程や働く時間などを柔軟に設定でき、未経験でも安心して働ける環境を整えている他、会社契約の寮を完備しているためすぐに腰を据えて働けます。
「警備会社で働きたい」「警備員の仕事に興味がある」という方は、ぜひ警備のMTへご連絡ください。

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