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警備員の仕事内容とは?警備業務別のおもな職場とやりがいについても解説

警備員

警備員と一口に言っても、警備業務の種類によって現場や仕事内容はさまざまです。そのため、人々を守る保安職に該当しつつも、現場によってはサービス業としての側面もあります。

そこで今回は、警備員の職場や仕事内容についてご紹介します。また、警備員のやりがいや働くメリット、警備業界に向いている人の特徴などもご紹介するため、ぜひご参考にしてください。

 

警備員はどこで働く?5つの警備業務における職場&仕事内容

工事現場

警備員の種類はさまざまで、警備業務によって働く職場や仕事内容などが異なります。

 

施設警備

施設警備は、事務所や工場、オフィスビル、商業施設、医療施設、公共施設、空港などの「施設」の警備を担当します。そのため、職場は警備を請け負う各施設になります。

仕事内容としては施設内の巡回や受付、案内、入退管理、防災センターでの監視などで、人と接することが多いためコミュニケーション能力が必要です。
例えば、施設を巡回中にお客さまの救急対応を行ったり、スタッフからの要請に応えて警備を行ったり、お客さまや納入業者の案内をしたり、迷子を保護したりするのも施設警備の仕事内容に含まれます。また、施設内には女性しか立ち入れない場所もあるため、近年は施設警備員として活躍する女性も増えています

 

機械警備

機械警備は個人の住宅や事務所、工場、ショッピングセンター、美術館などの各施設のセキュリティシステムを監視したり、異常を検知した際に緊急出動をしたりと、防犯・防災の観点から多くの住宅・施設を守ります。緊急出動をする隊員の他、基地局にも指令員として常駐しており、施設警備とは違ったあり方で人々の暮らしを守っているのです。

 

交通誘導・雑踏警備

交通誘導は工事現場周辺や駐車場、高速道路などで業務にあたり、雑踏警備は花火大会やマラソン大会、コンサート、スタジアムでのスポーツ観戦などのイベントや、バーゲン会場などの人が集まる場所で警備を行います。

交通誘導警備や雑踏警備は、現場で働く人の数や車両の種類が多く、また歩行者の数も多いため、さまざまなことに気を配らなくてはなりません。一瞬の判断が現場の危険性を高める結果になるため、常に緊張感を持って警備にあたる必要があります
加えて、資格を取得すれば任される現場の規模も大きくなるため、同僚への声掛けや現場責任者とのコミュニケーションも重要になります。

なお、警備のMTでは高速道路の警備業務も請け負っています。ふだんは車でしか立ち入らない場所だからこそ緊張感をもって業務にあたれますし、やりがいも感じられるでしょう。業界未経験者でも安心して業務にあたれます。

警備のMTの高速道路警備業務についてはこちらから

 

貴重品運搬警備

貴重品運搬警備では、銀行やコンビニATM、小売店間の現金輸送を担当したり、貴重品や美術品などの輸送を行ったりします。銀行やコンビニ、小売店などを巡回するため、職場の範囲は広いといえます。また現金や貴重品の輸送は車で行いますが、事故や強盗などの危険と隣り合わせの業務のため、責任感を持って業務にあたる必要があります
なお、現金輸送の乗務員の他、キャリアを積めば司令官として貴重品運搬警備全体を管理・サポートすることもあります。

 

身辺警備

身辺警備は警備対象者を守るのが仕事であり、ボディーガードと呼ばれることもあります。警備対象は任務によってさまざまで、有名人や著名人の他、近年では誘拐やストーカー被害、強盗などから身を守るために子どもや女性、高齢者など一般人の身辺警備依頼も増えています。

 

警備員のやりがいと働くメリットについて

こちらでは、警備員のやりがいやメリットについて解説します。

 

たくさんの人の役に立てる

警備員は人々の暮らしを守り、ときにその判断力で命や財産も守るプロフェッショナルです。仕事上、人と接する機会が多く、「こんにちは」「ありがとう」など、声をかけてもらえることもあるため、警備業務を通じてたくさんの人の役に立てることを実感できます
誰かの役に立っているという自負が、警備員として働くモチベーションになっているという現職警備員も少なくありません。

 

努力次第でキャリアアップできる

警備員は努力次第でキャリアアップも可能です。例えば、警備員の資格には1級と2級がありますが、1級まで取得すると警備責任者として現場を監督する立場になります。そうすると現場の安全確保のため、顧客や工事現場の作業員と交渉することもでき、さらに経験を積むことで警備員指導教育責任者の取得も目指せるようになります。

 

需要が高く、学歴や性別、年齢を問わず挑戦できる

警備員は需要が高く、学歴や性別に関係なく挑戦できます。また、18歳以上であれば働ける他、正社員からアルバイトまで幅広い求人があるため、間口が広く、誰でも警備員を目指すことが可能です。

 

プライベートと両立しやすい

警備員はプライベートと両立しやすい仕事です。フルタイム勤務だけでなく短時間勤務も可能な他、日勤や夜勤など柔軟に働き方を選べます。もちろん、会社の希望に添う働き方が望まれるシーンもあるでしょうが、ある程度シフトの融通が利くため、プライベートを大切にしながら働くことが可能です

なお、警備のMTでは教育制度をきちんと整備しているため、業界未経験者でも安心して警備員として働くことができます。また、週1回からの勤務も可能なので、プライベートと両立しやすいのも魅力です。警備業界に興味のある方はぜひご連絡ください。

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警備員の仕事内容から向いている人の特徴をピックアップ!

ランニング

警備員の仕事内容から、下記にあてはまる人は警備員に向いている人といえます。

 

責任感がある人

警備員は一瞬の判断ミスが人の生死を左右してしまうほど重要な仕事です。とくに、車両や人の往来が多い場所では事故が起きる可能性があるため、真面目に業務を遂行し、最後まで投げ出さない責任感のある人が向いているといえます。

 

広い視野を持ち、臨機応変に動ける人

広い視野を持ち、臨機応変に動ける人も警備員に向いています。
警備員は何かしら問題があったときにすぐに動ける必要があります。例えば事故があった際は、警察や消防に連絡したり、他の警備員に応援を頼んだりと、普段とは異なる動きが求められるのです。常に広い視野を持ち、何か問題があっても冷静に、自分にできる最大限のことに尽力できる人は警備員として成功できるでしょう。

 

体力に自信がある人

警備業務は立ち仕事なので、日ごろから運動習慣がある人など、体力に自信がある人は警備員に向いているといえます。
ただし、屋外警備では天気が悪くても仕事を行うケースがあります。体力に自信があっても風邪などで体調を崩すケースもあるため、警備員は体力があり、かつ体調管理もできる人におすすめといえます。

 

丁寧な対応や受け答えができる人

警備員は人と接することが多く、とくに施設警備は施設関係者に加えて施設を訪れるお客さまと接する機会も多いといえます。道を聞かれたり声をかけられたりした際、丁寧な対応や受け答えができなければ自身の評価を下げるだけでなく、所属する会社にも迷惑をかけてしまいます。無理に明るく元気に接する必要はありませんが、丁寧な対応や受け答えができる人は警備員として重宝されます

なお、警備のMTでは性別や年齢、前職、出身地が異なる、さまざまな人が警備員として働いています。上記でご紹介した特徴を兼ね備えていれば、どんな人も警備員として活躍できる可能性があるので、興味がある方は一度お問い合わせください。

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まとめ

警備員の仕事内容はさまざまですが、どの業務も人の役に立つやりがいのある仕事です。責任ある仕事だからこそ難しさもありますが、仕事内容が多岐に渡るため、警備員を目指すときは自分の強みや長所を活かせる現場を希望することをおすすめします。

警備のMTは、愛知県名古屋市を拠点に施設警備や交通誘導・雑踏警備などを行う警備会社です。愛知県や岐阜県、北海道に営業所があり、各拠点でさまざまな警備業務を請け負っています。
日程や働く時間などを柔軟に設定でき、未経験でも安心して働ける環境を整えている他、会社契約の寮を完備しているためすぐに腰を据えて働けます。
「警備会社で働きたい」「警備員の仕事に興味がある」という方は、ぜひ警備のMTへご連絡ください。

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