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女性におすすめ!体を動かす仕事11選&仕事選びのポイント

腕を組む女性警備員

「デスクワークは性に合わない」「体を動かす仕事がしたい」などと考えている女性の方もいるのではないでしょうか。体を動かす仕事は多岐にわたるため、女性でも挑戦しやすい仕事が数多くあります。

そこで今回は、女性におすすめの体を動かす仕事をご紹介します。体を動かす仕事のメリット・デメリット、仕事選びのポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

女性でも挑戦しやすい体を動かす仕事11選

まずは、女性におすすめの「体を動かす仕事」をご紹介します。

 

1.清掃スタッフ

清掃スタッフの仕事は、ビルや商業施設、ホテル、あるいは屋外など多岐にわたります。その特徴は、広範囲を歩き回る移動と、かがむ、拭く、掃くといった反復的な動作にあります

時には脚立を使って高所作業をしたり、重い清掃用具を運んだりすることもあり、全身を使う地道な運動が日常的に伴います。

 

2.飲食店スタッフ

飲食店では、ホールスタッフとキッチンスタッフで動き方が異なります。

ホールスタッフは、お客様の案内からオーダー、配膳、片づけまで、常に店内を歩き回り、素早い動きが求められます。
一方キッチンスタッフも、調理や食材の準備で長時間立ちっぱなしのことが多く、重い鍋や食材を運ぶといった力仕事も発生します
。活気ある空間で、絶えず体を動かし続けるのが特徴です。

 

3.スポーツ系の仕事

インストラクター、コーチ、スポーツ審判員、体育教師といったスポーツ系の仕事は、文字どおり体を動かすことが業務の中心です。指導のために模範を示す動きや、競技の進行に合わせて瞬時に反応する動きなど、専門分野における高い身体能力と運動量が常に求められます

 

4.空港業務

空港業務は、グランドスタッフ、グランドハンドリング、客室乗務員(CA)など、職種によって動きが異なります

グランドスタッフはターミナル内での移動や案内が多いですが、グランドハンドリングは航空機の誘導や手荷物・貨物の積み下ろしといった屋外での重労働が中心で、非常に体力が必要です。
CAも機内という限られた空間で、頻繁に動き回り、重いカートを押したり、高い場所の荷物を扱ったりと、体力が求められます。

 

5.飼育員

動物園や水族館、牧場などで働く飼育員は、動物たちの世話のためにしゃがむ、運ぶ、掃除するといった多様な動作を伴います。
エサの準備や施設の清掃、動物の健康チェックなど、力仕事も多く、動物の種類によっては屋外での作業や、動物を扱う上での特殊な身体的スキルが求められます

 

6.保育士

保育士は、乳幼児や就学前の子どもたちと遊び、抱っこし、走り回るなど、常に体を動かします。床に座ったり、立ち上がったり、かがんだり、追いかけたりと、多様な姿勢や動きが頻繁に発生し、体力だけでなく瞬発力や柔軟性も必要となる非常に活動的な職種です

 

7.介護士

高齢者や障がいを持つ方の生活をサポートする介護士は、業務において食事や入浴、排泄、移動など、利用者の体を支えて介助する場面が非常に多いです。中腰での作業や利用者の体重を支える力仕事が多いため体力が求められるでしょう

また、相手の体を傷つけないよう慎重かつ繊細な動きも必要です

 

8.学童指導員

放課後の子どもたちを預かる学童指導員は、子どもたちと一緒に外遊びや室内での活動を行います。鬼ごっこやボール遊びなど、子どもたちの元気な動きに合わせて自らも活発に動き回るため、かなりの運動量を要します

 

9.ドライバー

トラック、バス、タクシーなどのドライバーは、運転中は座っていますが、荷物の積み下ろしや車両の点検、乗客の乗り降り対応などで頻繁に体を動かします

とくに運送業は、配送先で手作業による肉体労働が伴うことが多く、運転と身体活動のメリハリがあるのが特徴です。

 

10.工場作業員

製造業の工場では、生産ラインでの組立、加工、検査、梱包、運搬など、立ちっぱなしでの作業や繰り返しの動作が多い傾向にあります。重い部品や製品を扱ったり、特定の姿勢を長時間維持したりすることもあり、身体的な耐久性が求められます

 

11.警備員

警備員の仕事は、施設警備、交通誘導警備、雑踏警備など多岐にわたりますが、共通して体を動かす機会が多いのが特徴です。
施設内での巡回業務では広範囲を歩き回り、立哨(立ち番)では長時間立ったまま警戒にあたります。交通誘導では、身振り手振りで車両や歩行者を誘導するため、常に体を動かす必要があります。

 

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施設警備

 

体を動かす仕事のメリット

ヨガをする女性

こちらでは、体を動かす仕事のメリットについて解説します。

 

適度な運動になり健康維持につながりやすい

体を動かす仕事には、歩く、運ぶ、立ちっぱなし、しゃがむなど、さまざまな身体活動が自然と組み込まれています。これにより、知らず知らずのうちに運動不足が解消され、健康的な体を維持しやすくなります

肩こりや腰痛などデスクワーク特有の悩みも軽減され、心身ともにリフレッシュできる効果も期待できるでしょう。

 

やりがいや達成感が得られる

体を動かす仕事では、自身の努力が目に見える形で成果として現れることが多々あります。

例えば、清掃スタッフなら汚れていた場所がきれいになる、介護士なら利用者が笑顔で過ごせるようになる、工場作業員なら製品が完成するなど、具体的な結果が目の前に広がります。

また、顧客や利用者と直接関わる機会が多い職種では、感謝の言葉を受け取ることも珍しくありません。「ありがとう」の一言は、日々の疲れを吹き飛ばし、次へのモチベーションへとつながる強力な原動力となります。
自身の働きが誰かの役に立っている、社会に貢献しているという実感は、深いやりがいと達成感を生み出すでしょう。

 

特別なスキルや資格がなくても始められる

新しい仕事に挑戦したいけれど、「特別なスキルや資格がないと難しいのでは?」とためらう方もいるかもしれません。

体を動かす仕事の中には、特別なスキルや資格がなくてもはじめられる仕事も少なくありません。そうした仕事では、入社後の研修やOJT(実務を通じた訓練)を通じて、必要な知識やスキルを習得できるケースがほとんどです

スキルや経験よりも、「体を動かすことに抵抗がない」「体力に自信がある」「真面目に仕事に取り組める」などといった意欲や人柄が重視されることも珍しいことではないのです。

 

仕事によってはたくさんの資格取得も可能

体を動かす仕事の中には、働きながら専門的な知識やスキルを深め、さまざまな資格取得につなげられるものが多く存在します
例えば、スポーツ系の仕事であれば「各種スポーツ指導者資格」や「健康運動指導士」、警備員であれば「交通誘導警備業務検定」や「保全安全管理者」など、職種に特化した資格が存在します。

これらの資格は、日々の実務で培った経験や知識を土台として取得できるため、より深く専門性を追求できる点が特徴です。資格を持つことで、給与アップや役職への昇進につながりやすくなるだけでなく、将来的に独立開業を目指したり、より専門性の高い分野へ転職したりと、キャリアの可能性を大きく広げることが可能になります。

体を動かしながらスキルアップも目指せるのは、大きなメリットといえるでしょう。

 

体を動かす仕事のデメリット

体を動かす仕事はメリットが多いですが、同時に下記のようなデメリットもあります。

 

ルーティンワークになりがち

体を動かす仕事のデメリットとして見過ごされがちなのが、「ルーティンワークになりがち」という側面です。日々の業務がパターン化され、単調さを感じてしまう可能性があります。

例えば、工場でのライン作業や一部の清掃業務、特定の場所での警備巡回などは、決められた手順や動きを繰り返し行うことが中心になります。
このようなルーティンワークは、
業務を効率的にこなせる反面、新しい刺激が少なく、飽きやモチベーションの低下につながることもあります

 

家庭との両立が難しいケースがある

ライフスタイルによっては、家族との時間確保や育児・介護との両立が困難になることも少なくありません。

例えば、早朝・深夜に及ぶ清掃や24時間体制で稼働する施設での警備業務、長距離ドライバーなどのように、勤務時間が不規則な職種や体力的な消耗が激しい職種では、家庭との両立が難しい可能性があります。
家族と食卓を囲む時間が少なくなったり、子どもの学校行事に参加しにくくなったりと、
生活リズムのズレからくる家庭内でのすれ違いが生じる可能性も考えられます

 

仕事によっては危険性が高い

体を動かす仕事を選ぶ際、特定の環境や業務内容においては、けがや事故のリスクが伴うことを理解しておく必要があります

例えば、建設現場や工場での作業では、重機の操作や高所での作業、鋭利な工具や重量物の取り扱いなどが日常的に発生します。また、交通量の多い場所での警備誘導や動物を扱う飼育員など、予測不能な状況に遭遇したり、常に周囲に注意を払う必要があったりする仕事もあります。

体を動かす仕事では、転倒や落下、挟まれ事故、交通事故など、命に関わる重大なけがのリスクがつきまといます。また、危険物を扱う場合や不審者の対応が必要な場面では、精神的なストレスが加わることもあります。

安全対策や危機管理が徹底されていても、人間の注意力には限界があり、不測の事態が発生する可能性はゼロではありません。そのため、仕事を選ぶ際には業務に潜む具体的な危険性を充分に把握し、自分にできるかきちんと考えることが大切です。

 

体調不良や加齢により働けなくなるリスクがある

体を動かす仕事は、体調不良や加齢によって働けなくなるリスクもあります。体への依存度が高いがゆえに、長期的なキャリアを考える上で避けては通れない課題といえるでしょう。

若いうちは問題なくこなせても、年齢を重ねるにつれて体力や回復力は徐々に低下していきます。それに伴い、重いものの運搬、長時間立ち続ける作業、素早い動きを必要とする業務などが身体的な負担となり、効率よくこなすことが難しくなる可能性があります。

また、予期せぬけがや病気による体調不良は、直接的に業務遂行能力に影響し、場合によっては長期休業や離職につながるリスクもゼロではありません。
そのため、
キャリアプランを考える際には、将来的に体力的な負担が軽減されるポジションへの移行や、資格取得による専門性の向上など、長期的な視点での働き方を検討しておくことが重要になります。

 

体を動かす仕事を選ぶ際のポイント

空を指差す女性

体を動かす仕事を選ぶ際は、下記の点に留意しましょう。

 

無理なく働ける仕事を選ぶ

体を動かす仕事を選ぶ上で大切な観点の一つは「無理なく働ける仕事を選ぶ」ことです。これは、単に身体的な負担だけでなく、精神的な側面や家庭とのバランスにも関わってくる重要なポイントです。

どんなに魅力的な仕事でも、自分の体力や生活スタイルに合わなければ、長く続けることは難しくなります。そのため、無理なく働けるかどうか、前もって必ず確認しましょう。

 

興味のある仕事を選ぶ

「興味のある仕事を選ぶ」というのも重要なポイントです。というのも、仕事内容そのものに興味や関心を持てるかどうかは、長期的なモチベーションの維持に大きく影響するためです。

興味のある仕事であれば、困難に直面した際にも「もっと知りたい」「もっとうまくなりたい」という探求心や向上心が自然と湧いてきます。
例えば、スポーツが好きならインストラクターやコーチ、動物が好きなら飼育員といった選択肢は、単なる労働ではなく情熱を注げる対象となるのです。

これにより、日々の業務が単調な作業の繰り返しと感じにくくなり、飽きずに長く続けられる可能性が高まります。
また、興味がある分野では、自ら積極的に情報収集をしたり、スキルアップのための努力をしたりと、主体的にキャリアを形成していくことができるでしょう。

 

待遇や条件を確認する

どのような仕事にもいえますが、待遇や条件の確認は忘れず行いましょう。どんなに仕事内容に魅力を感じても、生活を支える基盤となる給与や労働条件が合わなければ、長期的に働き続けることは難しくなります。

なお、具体的に確認すべき内容は「給与水準」「勤務時間」「休日・休暇」「残業の有無とその手当」「福利厚生」などです。

 

キャリアアップが可能か確認する

長期的な視点で安定した働き方を望むのであれば、キャリアアップが可能か確認しましょう。

キャリアアップの機会が豊富な職場は、日々の業務に対してやる気が湧くと同時に、自身の成長を実感できるため、仕事への満足度も高まります。自身の成長や将来の選択肢が広がる職場を選ぶことが賢明です。

 

警備のMTでは、未経験から警備業界でのキャリアを築けます。警備業務に役立つ資格取得サポートを受けられる他、ベテランのスタッフが指導につくため、未経験の方も安心して学ぶことが可能です。警備業界に興味がある方は、ぜひ一度警備のMTにご連絡ください。

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まとめ

体を動かす仕事はさまざまで、職種によって仕事内容や大変さ、やりがい、キャリア形成の難しさなども異なります。「体を動かす仕事がしたい」という気持ちを大切にしつつ、自分に合うか、興味は持てそうか、長く続けられそうかなど、多角的に考えて仕事を選ぶことが大切です。

 

警備のMTは、愛知県名古屋市を拠点に施設警備や交通誘導・雑踏警備などを行う警備会社です。愛知県や岐阜県、北海道に営業所があり、各拠点でさまざまな警備業務を請け負っています。
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